もう1つの可能性

人生のおもしろみを提案するブログ。

人の幸せを喜べない時の話。

先日親友と会ったら、会社経営がすごい上手くいってるみたいで
「良かったなー」と思いました。
別の意味でも「良かったー」と思いました。

風邪とか引くとよく、「舌がまずくなる」とか言いますよね。
体調が悪いことで食欲がなくなったり通常の味覚でなくなっている状態。

この、「美味しいと感じられるか」っていう感覚がけっこう大事だと思っていて
美味しいものをちゃんと美味しく感じられる時、「ああ、いま自分は健康なんだな」としみじみ実感します。
私がうしごろのお肉を美味しく感じられない時があるとしたら
おそらく体調が相っっ当、悪い時です。(笑)
 
リトマス試験紙は、
触れた液体によって赤くなったり青くなったりするわけですが
私にとっては
普段美味しいと思うものを食べた時に「ちゃんと美味しいと感じるかどうか」、が
身体の健康をチェックするリトマス試験紙です。
 
心が健康かどうかをチェックするリトマス試験紙というのも自分なりに持っていて
それは「人の幸せを喜べるかどうか?」ということ。
 
人は、自分が冷静でなかったり不安に駆られていたり幸せを実感できていない時
人の幸せな話を聞いても、まったく喜ぶことができません。
喜ぶ余裕がありません。

 

下手したらその幸せを羨んだり妬んだりしますし

失敗すればいいのにとか頓挫すればいいのにとか怖いことを考えたりします。

 

私もれっきとした人間で、聖人とかではないので
マズイ状態の時はそういう心境に陥りそうになります。

どんな人も、最初から根っこから性格が悪いということはないと思っていて
人が誰かに攻撃的な気持ちを抱えてしまうのは、心の風邪みたいなもんだと思っています。
 

私は無意識にこのリトマス試験紙を心に持っていて
感情の動きをじっと見つめています。

親友のビジネスが上手くいっていると聞いた時。
彼がたくさんのスカウトを受けていると聞いた時。
後輩が結婚すると聞いた時。
友達の会社が上場した時。
知人が憧れの人とゴハン食べてる写真を見た時。
知ってるアーティストがバカ売れしてる時。

自分の感情がどう動いたか?

感情は嘘つけません。
言葉や表情でごまかすことはできますが
自分だけは真実を知っています。


ちなみに私の心の健康状態。
ちょっと分かりやすく表すと、こんな感じです。


ポジティブ+3
見ず知らずの人、関係が遠い人の幸せを純粋に喜べる。さらなる幸せを願う気持ちが湧いてくる。

ポジティブ+2
知人、友人の幸せを純粋に喜べる。さらなる幸せを願う気持ちが湧いてくる。

ポジティブ+1
親友、パートナーの幸せを純粋に喜べる。さらなる幸せを願う気持ちが湧いてくる。

0
何とも思わない。

ネガティブ-1
見ず知らずの人、関係が遠い人の幸せが喜べない。失敗したらいいのにと思う。

ネガティブ-2
知人、友人の幸せが喜べない。失敗したらいいのにと思う。

ネガティブ-3
親友、パートナーの幸せが喜べない。失敗したらいいのにと思う。

 

人によっては、羨ましさや妬みが自分を成長させてきた、という方もいて

なるほど!と思いました。

自分を動かすモチベーションにもなるんですね。

 

でも私の価値観でいうと、

どんなに上に登りつめても

親友やパートナーの幸せを喜べなくなったら末期だなと。


 
ちなみに、心の風邪を引いたからといって

自分を責める必要は全くないなーと。

ただ、
「あー自分いま風邪っぽいな」ってことを知ればいいだけで。
 
「なんで風邪引いた!?」って自分に怒ったって
風邪ぐらいひきますよね。(笑)生きてれば。

 
じゃあ、心の風邪を引いてしまったらどうするか?
次回の記事で書いてみたいと思います。

私も心の風邪の特効薬を全て知ってるわけじゃないので(笑)
「自分、この方法で心の風邪治したよ!」という経験がある方は
ぜひ教えてください!