【褒め講座】褒め上手でモテる人の秘密
昨日の記事で「こういう褒め言葉はどうでしょう!?」という質問コメントがついた。
「『そのネックレスいいですね!
シンプルな服装にワンポイントって感じで、ファッションセンスの良さを感じました』
こんな感じでどうでしょう!?」
というもの。
ふむ。
この褒め方についてアドバイスがあるかと言われれば、もちろんできる。
なのだけど、私はアドバイスはしなかった。
こういうことを書いた。
「まずは言い方何でも良いから褒めることに慣れてね。どう褒めれば良いかを考えすぎると身動き取れなくなるから。」
そう。
何より大事なのは褒める自分に慣れること。
褒める人生を送るにあたって最も恐ろしいのは
「正しい褒め方」に縛られて
どう褒めていいか分からずパニックになって結局全然褒められなくなること。
ゴルフのスイングでもカラオケでも
「気をつけるべきポイント30個」とか言われたらキョドるでしょ。
褒め方、どういう言葉を選んで褒めるかについては
語るところはたくさんあるのだけど
それは息を吸うように褒められるようになってから。
褒めるのが恥ずかしいとか緊張するという段階で考えることじゃございません。
まずは
「お疲れさまです」「お電話ありがとうございます」「お世話になっております」と同じレベルで「そのネイルかわいいね」と褒められるようになってきてください。
話はそれから。
そこに至ったら、また次の段階のアレコレをお伝えしますですよ。
でね。褒めるのが緊張するとか、上手く褒められないと言う人の最大の特徴は何かというと
褒めることが一大イベントになりすぎ。
「変に思われたらどうしよう」とか「褒めても喜んでもらえなかったら」とか
ゴチャゴチャ考えすぎ。
そして、
自分の下心にビビりすぎ。
この場面の下心っていうのは、褒めてデート勝ち取りたいとか好きになってもらいたいとか以前の、「褒めることで自分を良く思ってもらいたい」という心。
そういう下心を自分で自覚してるから、ビビる。
ここで秘密を明かします。
褒め上手でモテる人っていうのはですね。
相手が「素敵な異性だから」褒めてるワケじゃないんですよ。
同年代の同性友達にも、おじちゃんにもおばちゃんにもおじいちゃんにもおばあちゃんにも小さい子どもにも、お客さんでも上司でも店員さんでも褒めてるんですよ。
もう、見境なく褒めてるんですよ。
モテ男子、モテ女子っていうのはですね。
年頃の異性だけじゃなく、お客さんとか上司とかスタバの店員さんとか駅員さんとかバーテンダーさんとか
全方位的に好意を持たれてるんですよ。
日々キュンキュンさせながら生きてるんですよ。
それが普通っていう生活を送ってるんですよ。
なんで褒め上手な人がモテるようになるか、モテる人がさらにモテるようになるかっていうと、
相手を最初から◯か×に振り分けるんじゃなくて
相手の魅力を見つけられるの。
どんな出来事にもポジティブな面を見出せるようになるの。
相手に喜ばれる褒めトークを学ぶより先に、
まずは見境なく誰でも褒めれるようになってください。
「同性でも異性でも誰でも彼でも褒める自分」になってくると
好意を持ってる人を褒めるのも普通のことになるから。
どんな褒め言葉も言えるようになるから。
「お疲れさまです」「お電話ありがとうございます」「お世話になっております」と同じレベルで誰でも褒められるようになったら、またお会いしましょう。
以上!