「どっちでもいいですけど、どうします?」これが最強。
30年ちょっと生きてきて、
もうこれは確信に近いものになっているのだけど
「どっちでもいいですけど、どうします?」これが最強だ。
いかに、この「やってもやらなくてもいい」状態を作るかが
勝負の分かれ目になると言っても過言ではない。
逆に
「絶対に成功しないと困る」
これを思い始めたとたん、人間は弱くなる。
ナヨくなる。
「あと○件、契約とらないと」と焦りながらの営業。
「断られたらどうしよう」と怯えながらのデートの誘い。
「集客できなかったらヤバい」と気張りながらのイベント開催。
あなたも、こういう人たちから発せられる紫色のオーラを見たことはないだろうか。
「お…重い!」
「なんか話が無理やり捻じ曲げられている!」
「強引だな、オイ!!!」
「聞いたことある心理学テクニック色々使おうとしてるけど、下手!!」
「あなたの事情、こっちに関係ないんですけど!!」
「なんか一生懸命みたいになってるけど、実は単なる準備不足が招いた結果だろ!!」
・・・と、
なんともいえない圧を全身に受けたことがあるだろう。
本人は普通を装ってるつもりでも、
文面から、目線から、言葉尻から、
だいたい見抜かれているものだ。
なので、私が思うに
商品を磨くとか、トークを磨くとか、笑顔を磨くとかそういうこと以上に
「やってもやらなくてもいい」状態を作る。
これに尽きる。
「やってもやらなくてもいい」状態になると、人は最強になる。
具体的に言うと、毛穴から自信と余裕が醸し出される。
自信と余裕が醸し出されている人は、
なぜか、人に興味を起こさせる。
警戒心なく、その商品・サービスの詳細を聞いてみたいと思わせる。
「確かな品質」を感じさせる。
欲しくなかったはずなのに、必要ないものなのに、欲しいかもしれないと思わせる。
*毛穴から自信と余裕を溢れ出させよう
「どっちでもいいですけど、どうします?」と心から言える状態になろう。
断られた時に「あらもったいない。」と思える状態になろう。
売れてる営業マンがずっと売れてるのは、常に「見込み顧客」がたっぷりあり、目の前の1件が成約しなくても「本当に大丈夫」だからだ。
イケメンでもない男子が不思議とモテているのは、断られてもすぐ次の女子にいけるメンタルだったり、顔以外の部分で自己重要感を作れているからだ。
イベンターがずっとイベンターでいられるのは、集客コケても大火傷しない程度の支出に抑えていたり、集客人数以外に気にするべき数字を持てているからだ。
「どっちでもいいですけど、どうします?」
そう言える余裕を、あなたならどうやって作る?
以上!
*追伸
「TV収録の途中で帰るべきでない」じゃなくて
「帰れない」んじゃないの?
というキンコン西野さんの話、おもしろかった。