もう1つの可能性

人生のおもしろみを提案するブログ。

女性を「若さ」でしか判断できない男性。男性を「年収」でしか判断できない女性。

新卒採用してると、どこの人事も「MARCH以上」「MARCH以上」って言う。
それに合わせて採用サービス側もみんな「うちのサービスはMARCH以上が集まってますよ」って打ち出す。

資料を開けば、MARCH以上が何%かっていう円グラフがごっそり。


需要があるから供給するんだよね。

確かにね、確率論的にはそういうことになるんだと思うよ。
人気企業であればエントリーだけで1万人以上。全員になんて会えないしね。
マンパワーに濃淡つけなきゃ引く手数多な人気学生を口説き落とせないのも分かってる。

でもなんか、「とりあえずMARCH以上」って言っておけばいいって思ってるでしょ。って思ってしまうわ。

それってただの思考停止なんじゃないの?
…あんまり毒吐いちゃマズいのかな。(笑)
でも実際、思ってるんですもの!

だから今私がいる会社の言う「学歴不問」が

本当に「学歴不問」で、選考希望者には全員漏れなく選考をしていて
どこの大学の学生でもフラットに選考して
内定者には早稲田もいれば知名度低い大学もいるというのは、
とても誇らしいことだと感じている。

 

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判断基準のバリエーションというのは、

その人の器をそのまま表すように思う。

 

人事をやったり恋愛したりしてきて、その思いは強くなるばかりだ。

例えば
女性を「若さ」でしか判断できない男性は、どんな人だろう。

男性を「年収」でしか判断できない女性は、どんな人だろう。

学生を「学歴」でしか判断できない会社は、どんな会社だろう。

会社を「知名度」でしか判断できない学生は、どんな人だろう。


どの項目も、継続的に存続・繁栄していく上で重要な要素であることに間違いはないけれど

その人ならではの判断基準を持っている人は、
その人ならではのスタンスが確立できている人だ。

「一般的に」大事とされている判断基準しか持っていない人は、
薄っぺらくて、語るものが少なくて、いつも人の目を気にしていて、

だいたいつまらない。

 

 

以上!